新NISAを考えるにあたり ~改めてつみたてNISAを考える~
今年2019年、「つみたてNISAの投資信託をどう選ぶべきか」の相談は数多く受けてきました。
つみたてNISAは国・金融庁が優良なファンドを抽出してくれており、その中から選べば良いと言われています。
確かにその通りなのですが、実際は148本もあるファンドの中で適切に選び、かつ資産配分・ポートフォリオまで納得のある意思決定をするのは、ほとんどの人は困難でしょう。
つみたてNISA対象商品届出一覧 指定インデックス投資信託:148本
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/26.pdf
さて、関係者と新NISAの話をしていたのですが、条文を読みながら以下であろうと読み取っています。
①1階の20万円を使い切らないと2階部分に進めないということはない
②つみたてNISAと同じとされるため、おそらくはその設定さえしていれば2階に進める。いずれにせよ、最低金額でも設定していれば2階に進める(証券会社により、最低金額は月100円から)
令和2年度税制改正大綱(文章内13,14ページ)
引き続き、NISAで株式投資をしたい人。また高配当の株式・海外ETFで着実にインカムゲインを得ていきたい人には、それを着実に進められる環境は続きそうです。