お金のパーソナルトレーナー 〜FutureVision’s diary〜

【お金のパーソナルトレーナー LINE@:@uaj8236y 】個別・対面での相談に特化することで、iDeCoや法人型の確定拠出年金、つみたてNISAの運用内容の選び方のポイント。生命保険の良さと不都合な真実、IPO投資や家計の固定費削減などをレッスンしています。

令和2年度税制改正大綱から考える ~新NISA制度の次戦略~

令和2年度税制改正大綱が発表されました。


5G関連投資が~、未婚でのひとり親が~などありますが、やはり私の注目点はNISA制度(少額投資非課税制度)です。


私の考えは、「NISA > つみたてNISA」で、NISAの方がより質の高い資産運用・資産形成が行えると考えています。

 

(ただし、つみたてNISAでも始めるきっかけとしては良いと思いますし、また質が悪いと言うつもりはありません。どこまで拘るかの度合によります)


自民党 令和2年度税制改正大綱』
https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/news/policy/140786_1.pdf?_ga=2.42778541.901516502.1576141513-1426330534.1576141513


さて、現行のNISAは2023年までで、2024年度からは「2階建てとなった新NISAになる」と決まりました。


・1階部分はつみたてNISAと同様とする
⇒ただ投資経験者は、1階を飛ばして2階で株式に投資できる例外も設ける

・2階部分は、現行のNISAと同じ(レバレッジのかかった投資信託は除く)

・追記:ジュニアNISAは延長しない


図にしたものは以下からご覧ください。非常に良い記事だと思います。


日本経済新聞「資産づくり、税制改正でこう変わる 映像解説」

www.nikkei.com

 


この1階部分をどういう商品にするのか、また具体的にどうすれば2階側に移れるのかは『未定・曖昧』なままです。


2024年から始まる制度なので、これからどう決まっていくのは見ていきたいと思います。


いずれにせよ、2023年までは現在のままですし、2024年からもNISAが続きことが決まって安心しています。