令和2年度税制改正大綱から考える ~新NISA制度の次戦略~
令和2年度税制改正大綱が発表されました。
5G関連投資が~、未婚でのひとり親が~などありますが、やはり私の注目点はNISA制度(少額投資非課税制度)です。
私の考えは、「NISA > つみたてNISA」で、NISAの方がより質の高い資産運用・資産形成が行えると考えています。
(ただし、つみたてNISAでも始めるきっかけとしては良いと思いますし、また質が悪いと言うつもりはありません。どこまで拘るかの度合によります)
『自民党 令和2年度税制改正大綱』
https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/news/policy/140786_1.pdf?_ga=2.42778541.901516502.1576141513-1426330534.1576141513
さて、現行のNISAは2023年までで、2024年度からは「2階建てとなった新NISAになる」と決まりました。
・1階部分はつみたてNISAと同様とする
⇒ただ投資経験者は、1階を飛ばして2階で株式に投資できる例外も設ける
・2階部分は、現行のNISAと同じ(レバレッジのかかった投資信託は除く)
・追記:ジュニアNISAは延長しない
図にしたものは以下からご覧ください。非常に良い記事だと思います。
この1階部分をどういう商品にするのか、また具体的にどうすれば2階側に移れるのかは『未定・曖昧』なままです。
2024年から始まる制度なので、これからどう決まっていくのは見ていきたいと思います。
いずれにせよ、2023年までは現在のままですし、2024年からもNISAが続きことが決まって安心しています。