今週のメジャービジネス誌:週刊エコノミスト ~3月31日号 「コロナ恐慌」~
週刊エコノミスト 3月31日号
『コロナ恐慌』
やはりユーロはユーロという大きなくくりではなく、ドイツ・イタリア・スペインなどの各国で見ていかないといけないでしょう。
ただ、イタリアもスペインも、銀行が元からピンチだったことは変わりません。
(ドイツ銀行はある意味ドイツの中でも例外です)
同様に、新興国もその言葉で一括りにするのも判断を誤るでしょう。
今までもすべきことではありましたが、これからは例えば投資信託でもその内容・内訳をしっかりと確認する必要性が出てくるのではないでしょうか。
新興国の外貨準備高については、アジア通貨危機と比較されることがあります。
三井住友DSアセットマネジメント:エコノミスト便り 2017年6月30日
【アジア経済】アセアンの外貨準備高が増加
https://www.smam-jp.com/documents/www/market/economist/ED20170630as.pdf
こちらは数年前の外貨準備高の参考データになりますが、以下のことが言えます。
・国の経済規模が違うので、単純に外貨準備高の金額だけでは測れない
・コロナウイルスショックは、全て規格外&想像外のことゆえ、今までの「アジア通貨危機時に比べたら準備は十分できている」はあてにならない可能性が大いにある
(2017年のレポートであることや、またその内容を批判するものではありません)