2020年のお金の戦略 なんて考える人は失敗します
2020年が始まりました。
NISAの枠がまた使えますね。
(つみたてNISAの場合も同様ですが、こちらは積立の設定がされているものなので、喚起は不要でしょう)
ふるさと納税の所得に応じた枠も同様です。
今年で資産運用に関わる各業界はどう変わるのかを考えていますが、特に変わることはないでしょう。
生命保険も不動産も、以前から言われ続けていたこと、お客様のためにならない商品や強引な営業が、ここ1,2年でさらに表面化されることになりました。
ただ、相変わらず猛威を振るう状況は、各SNSやメディアでの露出や広告を考える限り、変わらないでしょう。
世界の投資・資産運用のお金はどこに向かうのか。
欧州はそもそもの景気・経済状況の悪化に加えて、ブレクジットの実施やその後が読めず、お金は向かいにくいでしょう。
中国は米中貿易戦争に加え、債券のデフォルト問題や不動産の状況がいまいち掴めず、不安定さが残ります。
インドやブラジルも、別の要因で不安定さが大きいですし、大きなお金を受け入れられる器もそもそもありません。
伸びる要素も崩れる要素も特に大きなものはない状況が進むので、基本戦略は変わらずでしょう。
もとい、適切に分散投資を行い、構えておく以上のことは毎年ありません。
2020年のお金の戦略なんて真新しいことをしようとするから失敗するのです。
基本・基礎に則ったことを築き続けるのみです
「今年のテーマ」などは、そうして業界全体で盛り上がりを出さないといけないだけで、本来は何の意味もありません。
スナック菓子が、基本の味が売れるしベストに仕上がって中で、それでもシーズン毎に新味を出していかないといけないようなものです。