コロナショック後の資産運用・投資戦略を考える ~after COVID-19~
コロナショック後の資産運用・投資戦略を考える ~after COVID-19~
●単純にインデックス(米国株、日本株)
リーマンショック後の戻り、つまりは2010年の上昇率を考えてになります。
ただしリーマンショックは低所得者に無理な住宅ローンを組ませて、そのローン債券を組み込んだ金融商品を多方面に売りさばいたことが主要な要因です。
一方、今回のコロナは人が動けなくなることからの実需面からの停滞によるショックなので、その性質が異なります。
●手堅い系
インフラ(除交通)、通信など確実に手堅い売り上げが期待できるもの。
個別株だけでなく、セクター・業界別ETFという選択肢もあります。
例えば東証業種別株価指数・TOPIX-17シリーズのそれぞれに投資できる、NEXT FUNDS上場投信などです。
東京証券取引所:東証業種別株価指数・TOPIX-17シリーズ
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/line-up/files/fac_13_sector.pdf
直撃をそのまま受けてボロボロになっているリートです。
攻める:ホテル、商業施設
守る:オフィス、レジデンス、物流、ヘルスケア
ただしそれぞれカテゴリーのリートでも、さらに内容を精査する必要があります。
例えば都心のラグジュアリーホテルが主体のリートと、全国各地のビジネスホテルが主体のリートでは、性質が異なるのは明白でしょう。
●原油
コロナウィルスの直接の影響ではなく、特にサウジアラビアとロシアの減産の合意が取れなかったことにより、大きく下落しています。
ETFで、レバレッジ2倍のダブル(動き・リスクが2倍)もあります。
さらには、ブル(原油価格上がると増える)だけでなくベア(原油価格下がると増える)もあります。
ブル:上昇にかける(通常の考え)
ベア:下落にかける(逆の考え)
ブル・ベアの考え方は、ブルは牛が突き上げている図、ベアは熊が手を出して爪が下を向いている図を想い浮かべると間違えにくいです。
中国・アジアは収束に向かうのか、ヨーロッパ・米国でどこまで増えるのか、経済対策はどうか、来週も株式相場は攻防戦が続くでしょう。
※上記はあくまで選択肢の例であり、そこへの投資を推奨するものではありません。特に個別株式や、レバレッジ型ETFはリスクが高いのでご注意下さい