お金のパーソナルトレーナー 〜FutureVision’s diary〜

【お金のパーソナルトレーナー LINE@:@uaj8236y 】個別・対面での相談に特化することで、iDeCoや法人型の確定拠出年金、つみたてNISAの運用内容の選び方のポイント。生命保険の良さと不都合な真実、IPO投資や家計の固定費削減などをレッスンしています。

ジュニアNISAが有利・便利になった? NISAの改定前の今こそ検討価値あり

ジュニアNISAは通常のNISAと同様に、「非課税投資枠から得られた譲渡益、分配金・配当金に対して、税金が非課税になる制度」です。


これが通常の大人のNISAであれば年間120万円に対し、ジュニアNISAは年間80万円でした。

 

www.fsa.go.jp

 


またジュニアNISA最大のデメリットとして「18歳まで払出不可」が挙げられます。

 

あくまでも高校卒業後の進学などを想定しているものだったと言えます。


そもそもの認知に加え、この引出し不可の制約が大きく、あまり普及は進んでいませんでした。

 


2024年からNISA制度が改正されます。

 

まだ詳細は未定な部分もありますが、NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAとも改正があることは確かです。

 

 

金融庁:新しいNISA制度の概要と改正の狙い

安定的な資産形成の促進と成長資金の供給拡大を目指す

https://www.fsa.go.jp/frtc/kikou/2019/20200203_P32-35.pdf

 

 

この改正でジュニアNISAは24年以降は非課税での新規投資ができなくなります。しかしながら、18歳までの引き出し制限もなくなります。

 

つまり、2023年度分までは年80万円の非課税枠で投資ができ、2024年以降は引出しができるようになるのです。


今から3年後であれば、引き出し制限の影響は小さいと言えるでしょう。

 

このことから、単純にNISA枠が年80万円増えると考えて良い状態になっています。


特に、未成年口座でIPOに申込ができる証券会社であれば、より良いのではないでしょうか。

 

faq.sbisec.co.jp

 

※NISAの改定内容は、現時点ではあくまで全て予定となります