今週のメジャービジネス誌 ~週刊東洋経済 2020年7月4日号 激震!不動産~
週刊東洋経済
2020年7月4日号「激震!不動産」
特に真新しい内容はない。
コロナウイルスでテレワーク化や郊外への動きが進みつつある中、状況がある程度はっきりするまで「不動」の商品は売りにくくなる。という当たり前の内容である。
ただし、不動産各社の財務状況のランキングはいつもそれなりに面白いものがある。
週刊ダイヤモンドや東洋経済は、よくこういった独自指標でのワースト・ベストランキングを行うが、ワースト部門で上位になった企業の社員や直接の取引先や、ステイクホルダーどのような印象を持つのだろうか。
不動産の動きは実体経済に遅行する。
つまり、株→実体経済→不動産の動きというのが王道かつ通説である。
ただし今は、株に各国政府からのお金が多く流入しているので、特に株→実体経済の部分に不透明さが残る。
4-6月期の四半期決算が、来週・再来週あたりに発表されてくるので、その結果には注視したい。