原油のETFがWTI原油先物がマイナスの報道をされても、同様にマイナスにならない理由
WTIの原油先物価格が史上初のマイナスになったというニュースですが、
・「先物」であり、「現物」ではない
・先物でも「2020年5月限」のもの
という2点は前回お伝えしました。
fp-futurevision.hatenablog.com
では1699,1690などの原油先物ETFはなぜマイナスにならないのか、そもそもどのようなオペレーションをしているのかは以下で理解ができます。
ただし、アドバンスド編のため、理解は難しいものになります。
要するに、2020年5月限の先物だけを保有しているわけではない。またロールオーバーという手続きを繰り返している、というのが理由になります。
仮に今の世界的な経済停滞、ロックダウン・外出規制・国際線の運航停止があと一ヶ月続けば、また一か月後に2020年6月限の原油先物が同じように投げ売りされる可能性はあります。
ブルームバーグ:マイナス40ドル歴史的急落のNY原油-需要減で貯蔵限界、限月要因も
マネックス証券:第1回 メジャーSQを控えた、先物のロールオーバーについて 【福永博之の先物取引講座 ~初級編~】
⇒ロールオーバーの理解
野村アセットマネジメント:原油先物ETF(1699)と原油価格の乖離はなぜ起こる?【深掘りETF⑥】
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