金の価格上昇はいつまで続くのか? ~投資・資産運用としての金を考える その②~
今回は第2回目になります。
第1回目:
金の価格上昇はいつまで続くのか? ~投資・資産運用としての金を考える その①~ - fp-futurevision’s diary
金に投資するには、様々な方法があります。
金と株式などとの大きな違いは、有価証券のみではなく「現物がある」という点に尽きるでしょう。
現物で保有して鑑賞する。
純金積立でも、売却して現金化するだけではなく、現物化してコインやインゴッド(延べ棒)で受け取ることもできます。
大きく考えるなら、以下5つの方法があると思います。
1.投資信託
三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)
定番の投資信託で、証券会社によってはiDeCoの対象銘柄になっていたりもします。
【注意】
ブラックロック・ゴールド・ファンド
こちらも投資信託としては以前からある有名ファンドで、様々な証券会社・銀行で扱われています。
ただし、「南アフリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカ等の金鉱企業の株式を中心にその他鉱業株式を主要投資対象とします。」とある通り、金に関わる会社の株式が投資対象であり、金直接ではありません。
信託報酬:0.5%/年
3.海外ETF
SPDR®ゴールド・シェア
信託報酬:0.4%/年
海外ETFで米ドル建てのため、為替の影響を受けません。
4.純金積立
一定のグラム数や単位になると、「現物化」で受取が可能なこともあります。
証券・銀行:各社の規定による
貴金属会社:必ずできるし、単位も総じて小さいうちから交換できる
5.金現物
貴金属会社から金を現物購入
1~5、それぞれにメリット・デメリットがあります。
そちらを次の回で考えていきます。