パチンコに並ぶ人をニュースを見て気付いた ダイナムの上場と10%超の配当利回り
2020年4月7日に発令された緊急事態宣言を受けて、パチンコ各社が営業休止を決めています。
J-CASTニュース:【追記あり】パチンコ大手各社、相次ぎ営業休止 緊急事態宣言に対応
マルハンなどの大手が行っており、仕事が休みとなれば朝から並ぶ人が出ている中で話題になっています。
とはいえ、本日8日にでも開く店は開き、並ぶ人は多くいるようです。
カジノのギャンブル依存症の前に、今現在あるパチンコで依存症対策をすべきというのはもっともな話でしょう。
ヤフーニュース:パチンコ客はどこ吹く風、大阪 通勤減り、一層自粛ムードも
さて、緊急事態宣言の出る前に自主的に休業した大手パチンコ会社もあります。
ダイナム社がその代表例です。
ダイナムジャパンホールディングス社はなんと香港で上場しており、その経緯や苦難を書いた本も出ています。
海外とはいえ上場企業ですので、その決算報告などは出ており、パチンコという産業を読み解く上で貴重な資料になっています。
ダイナム IR資料室
https://www.dynam.jp/corp/investors/ir.html
メインは日本のパチンコ店ですが、香港で上場した大きな理由でもあるマカオのカジノへの提携・進出は果たしており、いつの間にか航空機リースの事業まで行っていました。
PR TIMES:【ダイナムジャパンホールディングス】航空機リース事業を本格始動
手元キャッシュをどう有効活用するかの一環でしょう。
もちろん日本のパチンコ・カジノはもちろんのこと、航空機リースも相手方が救済され得る航空会社とはいえ、コロナウイルスで大きな影響を受けていることでしょう。
ただし株価を見る限りでは、本格的な下落ではなく、また今現在で考えると配当利回りが10%超と凄まじい数字になっています。
ブルームバーグ:ダイナムジャパンホールディングス6889:HK