今週のメジャービジネス誌 ~週刊エコノミスト 2020年5月26日号 歴史でわかる経済危機~
週刊エコノミスト 2020年5月26日号
『歴史でわかる経済危機』
関西で緊急事態宣言が解除され、残すは首都圏と北海道になりました。
今後の感染者数のリバウンドはあるのか、経済はどうなるのか、マスク・除菌系収集家と自粛警察の矛先はどこに向かうのか、注視する部分は今後も多いですね。
さて、大規模なパンデミックということで、今回のコロナウイルスはスペイン風邪と比較された記事をよく目にしました。
スペイン風邪の際、変異で若者が多く死んだことは、実に恐ろしさや示唆を含んでいると思います。
第一次世界大戦終期からのスペイン風邪は(決してスペインから発症したわけではないのですが)、その後戦後特需で1920年代のアメリカの大繁栄、そして1930年の世界恐慌へと続き、歴史でおなじみのニューディール政策やブロック経済へと進んでいったわけです。
今回のコロナ後はどう進んでいくのでしょうか。
とはいえ、まだまだ「後」とは全く言えない状況が2020年度内は続くでしょう。