アルゼンチン 債務不履行で事実上の破綻・デフォルトへと ※ただし9回目
アルゼンチン政府がコロナウイルスの感染拡大を理由として、債務の返済延期を一方的に発表しました。
日本経済新聞:アルゼンチン債、事実上「デフォルト」に
突如の一方的発表であったため、事実上となっています。
当然その国債は不安視され、格付けは底へ落ちています。
日本経済新聞:アルゼンチン国債「デフォルト」に格下げ 返済延期表明で
アルゼンチンの国債と言えば、2017年に「100年国債」が発行されました。
常に疑惑の国であったのにも関わらず、それが完売かつ人気であったことが、当時の金余りの状況を反映していると言われていました。
日本経済新聞:アルゼンチンが100年債 3400億円、運用難で需要集める
しかしながら、アルゼンチンのこの一連のデフォルトは、知っている人からすると何ら驚くべきことではありません。
疑惑の国と書いた通り、アルゼンチンは何と過去8回デフォルトを経験しており、これで9回目です。
ハーバービジネスオンライン:過去8回のデフォルト経験国アルゼンチン、9回目のデフォルトを避けるべくIMFに支援要請
さて、100年国債を現在保有している先はどうなるのでしょうか。