かんぽ生命と日本郵政の株価が無風なのは、当然である
かんぽ生命の新規募集停止(販売停止)や、全保有契約の意向確認調査が入ることが決まりました。
親会社かつ、かんぽ生命から委託を受けて保険募集をしている日本郵便も抱える日本郵政含めて、休み明け7/16日の株価は…2.80%と1.23%の下落。
下がったと言えば下がりましたが、これだけの事態から考えると、無風に近い状態でしょう。
かんぽ生命と日本郵政の株価が無風なのは、当然と言えば当然です。
理由は、かんぽ生命と日本郵政が上場企業につき、その株主構成を調べれば一目瞭然です。
かんぽ生命の有価証券報告書
https://pdf.irpocket.com/C7181/eHSm/JYsQ/bys8.pdf
株主構成は、サイト内の84ページ、報告書内81ページです。
日本郵政(89%)と投資信託・持株会で92.34%
株主構成は、サイト内の112ページ、報告書内109ページです。
財務大臣(63%)と投資信託・持株会で72.67%
つまり、下がろうにも売るプレイヤー・保有者がそもそも全体の量質の数として少ないのです。