落ちてくるナイフはつかむな ~コロナ・ショックの株式相場~
野村證券:証券用語解説集
今週のコロナウィルス問題からの世界市場・日経平均の下落を見て思うことは2つです。
〇落ちてくるナイフはつかむな
わかりやすく言うと、落ちてくるナイフを掴もうとすると、確実にケガをします(切れますよね)。
完全に落ちきった後、床落ちたものを拾う場合は、ケガをせず拾えます。
〇株式相場は1年間で±20%ぐらいの範囲では常に動いている
日経平均やNYダウのチャートを1年で見て下さい。
通常の範囲になります。
2年チャートにしたら、2018年12月には日経平均株価は19,000円を下回っているので、18,000円を下回るぐらいが、平常と異常の分かれ目なのかなと思うところです。思料。
リーマンショックの際は、日経平均株価が10,000円程度から、1日で1,000円超の下落をした日がありました。パーセンテージにすると、1日で-11.41%です。
2008年10月16日のことです。
その日を知っている者からすると、「まだ大したことない」といったところでしょう。