金の価格上昇はいつまで続くのか? ~投資・資産運用としての金を考える その①~
金・ゴールドの価格が右肩上がりで勢いが止まりません。
ポイントは複数あります。
元々株と反対の値動きとされているので、世界的なコロナウィルス問題やインフルエンザ、それに伴う経済の減速で金が買われています。
また、そもそも金は利息・配当の類がありませんが、世界的な低金利であり、そのデメリットが薄まっていることも後押しされています。
金の歴史や、計算では歴史上ナンバーワンの大金持ちとなるマリ王マンサ・ムーサや、金本位制度、世界各国の金保有量・金残高について、金で語られる題材は多数あります。
とはいえ、そのよう内容は後にしておいて、投資・資産運用とのしての金について注目していきたいと思います。
田中貴金属工業:金価格推移
他の貴金属を見ると、プラチナな極めて水準、パラジウムは金と同様に右肩上がりな状況です。
プラチナと、特にパラジウムは宝飾よりも工業用途での実需が大きいものになります。
田中貴金属工業:プラチナ価格推移