2020年確定申告 コンテナ以外の減価償却・節税テクニック例
コンテナ以外にも、耐用年数・減価償却を利用しての節税手法は様々あります。
税務データベース:1. 機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表
例えば飛行機は、
「最大離陸重量が百三十トン以下のもので、五・七トンを超えるもの:8年」
とあり、世界一メジャーなエアバスA320・ボーイング737でも70t程度(70,000kg)です。
中でも、「最大離陸重量が五・七トン以下のもの:5年」なので、小型機はこれにあたるでしょう。
普通N・N類の飛行機と呼ばれたりもします。
つまり、プライベートジェットは総じてこの小型サイズになっているのはそういうことです。
富裕層の移動手段にも使われるヘリコプターも、同様に5年です。
クルーザーでも耐用年数4年のものがあります。
税務データベース:船舶
つまり、富裕層の趣味・シンボルとなっているものは、決して趣味だけでなく実益も兼ねていることが多いです。
車・自動車は4年などになります。
国税庁:耐用年数(車両・運搬具/工具)
新しい物が出てきた際には、国税庁が速やかに事例を示す必要が出てくることもあります。
例えば、空撮専用ドローンは5年です。
被災地域はもちろん、普段でも屋根上の様子を撮影・確認して、修繕の有無の確認や、火災保険の申請などに役立ちます。
国税庁:空撮専用ドローンの耐用年数
【回答要旨】
本件ドローンは、減価償却資産の耐用年数等に関する省令の別表第一の「器具及び備品」の「4 光学機器及び写真製作機器」に掲げる「カメラ」に該当し、その耐用年数は5年となります。
※本内容の全ては、税理士の見解が求められ、また最終的にどうであるかは国税庁の判断となります