2020年確定申告　コンテナの減価償却・節税テクニックに暗雲　～エリアリンク社の株価下落～

確定申告が来週2020年2月17日からとなりました。

費用・赤字計上のコンテナの耐用年数・減価償却期間は７年です。

この年数から多くの節税テクニック・商品が販売されています。

航空機だと耐用年数は5年ですが、金額があまりに大きくなります。単価が低く物としての数が多いことから、コンテナの方が件数・案件としては多く現実的です。

そのコンテナでの減価償却に暗雲が立ち込めています。

ストレージ・コンテナの売買・運用を主とするエリアリンク社の決算発表にて、以下の部分が注目されています。

エリアリンク株式会社：2019年12月決算サマリー

『建築確認を取得した屋外コンテナの耐用年数について従来の「器具備品」からより長期の耐用年数の適用を指摘されるケースが発生したため（以下続）』と、この７年を主とする耐用年数での計上が、国税庁から否認されていると解釈できます。

コンテナでの節税が塞がれることを懸念して、2月14日の株価は大きく下落しました。