楽天の冴えない株価と今後 ~vsソフトバンクグループの行く末は~
一時は通信側でのニュースが目立っていたのですが、ここ最近は送料無料に掲げる日が近付き、こちらのニュースが目立っています。
NHK:楽天“送料無料”で公取委が立ち入り検査 独禁法違反の疑い
公正取引委員会に事前相談で懸念があると言われていながらも進むあたりは、さすがベンチャーの雄とその推進力といったところでしょうか。
楽天の株価は、率直に言ってしまうと「冴えない」状況が長年続いています。
楽天はその事業ドメインがソフトバンクグループと重複する部分が多く、よく並び語られます。
通信・プロ野球球団・EC(ヤフー&Zホールディングス)・etc
片方が強くてもう片方が弱い(あるいは本格参入していない)部分は、金融とポータルサイトですね。
ソフトバンク側の金融はソフトバンク・インベストメント(SBI)がありますが、独立しています。
世界のハイテクベンチャーへの投資先でも楽天とソフトバンクは、いくらか被りが見られます。
配車アプリのこの両社の対決は、実に興味深いところです。
ソフトバンクグループ:UBER・ウーバー
楽天:LYFT・リフト(日本未参入)
ロイター:ウーバーとリフト、黒字化目指す配車大手が真逆の戦略