ソフトバンクグループの苦境 ～ビジョン・ファンドの２号が調達資金不足～
日本経済新聞：＜東証＞ソフトバンクGが高い 「2号ファンド、調達額が目標の半分以下」も
ソフトバンクグループ（BG）の出資先の雲行きは、ウィーワークだけではありません。
OYOを始め、今後も各社の問題が噴出することが予想されています。
IT media NEWS：ソフトバンクがビジョン・ファンドで出資したBrandlessが事業閉鎖
あのUBER・ウーバーですら、まだ赤字です。
ここまで規模を拡大しても赤字ということは、相当な事業方針の変更・転換が必要でしょう。
日本経済新聞：ウーバー、7四半期連続赤字 ライドシェアの採算は改善
ソフトバンクグループの資産は、アリババ株（阿里巴巴集団）に支えられている状態です。
保有株式の評価額は約11兆円になります。
しかし、この頼みのアリババ株がコロナウィルス問題などで停滞気味となっています。
ヤフーファイナンス：(BABA)アリババ・グループ・ホールディング
ビジョンファンドは外部資金とはいえ、第１号のサウジアラビアへの優先株は配当年7％/が確約されたもの。
赤字続きのベンチャー投資が厳しくなり、２号ファンドには配当もつけられない状態となると、資金集めは今後より厳しくなるでしょう。
