ボーイングの憂鬱 ~イラクと米国とウクライナと~
ウクライナ国際航空のボーイング737型機が、イランの首都テヘランで墜落しました。
米国vsイランの状況とは無関係であろうとはいえ、衝撃を与えています。
CNN:テヘランで176人搭乗の旅客機墜落、全員死亡
同様に無関係ですが、トランプ氏はウクライナ疑惑で、弾劾調査中です。
これも大統領選挙に大きく影響を与えそうです。
BBC:【解説】 トランプ氏とウクライナの電話に何が? ウクライナ疑惑とは
さて、世界の2大大型航空機製造メーカーである、ボーイングとエアバスの株価チャートを2,5年で見ると、その勢いの違いは鮮明でしょう。
昨年のボーイング737MAXでの続いた墜落問題から、運行中止&生産中止が決まり、今年に運航再開に向けて訓練が進んでいました。
この中で、今回の件はまたブレーキ要因になりそうです。
さらに航空会社はガソリン価格が業績に極めて直接的に影響を与える業界のため、ボーイング社への逆風は続きそうです。