株主優待の各社のカレンダーを比べてみました① ~ANA・Canon・JT~
新年を迎え、カレンダーを入れ替える方も多いかと思います。
手元に大企業3社のカレンダーがあるので、それぞれの形状・クォリティなどを比べてみたいと思います。
先ずは、カレンダーをもらえる条件になります。
このあたりが、権利確定日などで決まる配当とは仕組みが異なる部分になります。
株主優待は完全に各企業の任意のため、渡す条件やその内容は自由度が高いものになります。
ANAでは「9月末時点で100株以上ご所有の株主様が対象」となります。
3社の中では一番簡単にもらえます。
ANAホールディングス株式会社 株主様専用サイト
https://sh.anahd.co.jp/faq
株主専用のサイトがあり、カレンダーの選択があり、不要に設定されていると届きません。
また、壁掛け型(風景)と卓上型(飛行機)の2種類があることが特徴です。
今回は壁掛け型で比べています。
今回の中では一番ハードルが高くなります。
しかも、株主優待はなしと公式回答されていますので、隠れ株主優待と呼ばれていたりもします。
キヤノン株式会社 IRよくあるご質問
Q:株主優待制度はありますか?
A:特に設けておりません。
カレンダーは家に飾ってもらえると、常に意識してもらえるため、広告効果が非常に高いものになります。
このため、力を入れている企業のものは質が高く、メルカリなどフリマアプリでも700円程度の値がついています。
金融機関では12月にカレンダーを配る&年末の挨拶という名目で、アポを取るための道具として使われます。
そして実は、お客様側からカレンダーを求める声も非常に多いのです。
このアポ取り用品&求める人も多いというのは、銀行の支店・リテール経験者は一堂に頷くのではと思います。
それでは、次にそのカレンダーの実物を比べてみます。