今週のメジャービジネス誌(前編)~12月2週目~
【今週のメジャービジネス誌(前編)~12月2週目~】
〇空港編
2020年羽田空港の発着枠については、JAL・ANAのハワイを巡る攻防戦の続きを感じます。
JALが成田~ホノルルを、羽田~ホノルルに2便変更して、往復の利便性を上げてきます。
今年にANAが超大型機A380を使って、ハワイへの便数ではなく客席を増やすという戦略で、JALの独壇場(かつドル箱)であったハワイに攻勢をかけてきたため、その具体的対抗策ですね。
(ここにはスカイマーク社がA380の購入を決めて話進んでいた途中で破綻し、それをANAが羽田空港の発着枠のため支援を決めた都合で、A380を3機も追加で抱えることになったという背景があります)
〇駅編
渋谷の桜丘・南平台のオフィス賃料日本一は、再開発によるものですね。
弊社の始まりは渋谷桜丘の築1970年の住居・事務所併設マンションでした。
新幹線の各駅の問題など、総じてインフラは行政の戦略の問題が大きいという印象です。
●週刊エコノミスト
『勝つ 負ける地銀』
目次
もうこの地銀やばいよ系特集はやる意味がないですね。
語り尽くされているので、紙面の無駄です。
特に真新しい切り口もありませんでした。
東京スター銀行を第2地銀にカテゴライズしているあたりに、内容の限界を感じます。
地銀問題は、決して日本だけの事象ではないので、エコノミストらしく欧米の地銀の好事例・復活例などを上げてほしかったです。