ファンドラップ・ラップ口座の伸びが鈍化 ~そりゃそうでしょう~
2018年末でファンドラップ・ラップ口座の残高が過去最高になったものの、伸びは鈍化しているようです。
そりゃそうでしょうね…。
今までは相場環境で運用益が出ていたから表面化しなかっただけで、ファンドラップの中身はただの投資信託ですから。
一任勘定で金融機関が自動的に運用してくれるという利点は確かにありますが(そこしかない)、そんなに個別にカスタムされてるわけでも、上手い運用をしてくれるわけでもない。
高齢者と富裕層と書いてありますが、ここでの富裕層は基準が低めなマス富裕層だと思います。
(数少ないメガ富裕層にファンドラップなんていう子供騙しな商品を提案すると、一瞬で信用失うことが容易く創造できます)
日本郵政と大和証券が提携して、日本郵政の顧客向けにファンドラップを作ろうとしていることから、いかに初心者向けな商品かは推して察することができるでしょう。
以前に〇〇證券のお客様(士師族で口座に数億円)で、ファンドラップがあるのに、さらに投資信託&外債などを複数本保有していて、「ポートフォリオが全く整わない」状態であることを見たことがあります。
本人も、「いいカモになってるよ笑」と自覚があったので、それではと意見をそのまま伝えました。